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サイト企画概要書

2016年5月26日

サイト制作時作成するドキュメントは?

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新しいサイトの制作、あるいは既存サイトのリニューアルする時、みなさんはどのようなドキュメントを 作っておられますか?
一般的には、サイトを作る目的とか、ターゲットとか、何がしかの文章は作成します。 ひとりでぼちぼち制作する場合は、サイトの完成形が自分の頭の中にぼんやりとでもあると思いますので、 あえて文章にする必要はないかもしれません。

他方、複数のメンバーで制作する場合は何らかのドキュメントがあるのが望ましい、 というか必須であると思います。 これは、複数のメンバーでサイトの方向性を共有することが必要だからです。
複数のメンバーで話し合って決めた内容は、普通なら何がしかの文章にするでしょう。
そういった類のものでも、立派に企画書として成り立ちます。
また、ひとりで制作する場合も、とりあえず書類にしておくことで、 あとあと「よかった」と納得出来る時が来ると思います。
ということで、サイト制作時にはどのようなドキュメントを作成するのか、ちょっと考えてみます。

【サイト制作時 作成するドキュメント類 (例)】

  • サイト企画提案書
  • サイト企画概要書
  • サイトデザインマニュアル
  • サイトライティングマニュアル
  • サイトスケジュール
  • サイト見積書・予算表
  • サイト開設までのロードマップ
  • サイト運用マニュアル

※ ちょっと解説
サイトの基本的なデザインが決まった場合は、細部の色使い、フォント、行間送りなど、 統一感をだすために、デザインマニュアル的ドキュメントを作成することが多いでしょう。 スケジュール表は通常案件では作成しますね。 見積・予算表なども普通は必要です。 他にも色々考えられるところですが、代表的にはこんなもんでしょう。

重要な「サイト企画概要書」

M2では、お客様からサイト制作の依頼の際、資料にドキュメント類が無い場合は弊社で勝手にまとめています。
その書類の中でも特に、一番重要と考えているのがサイト企画概要書です。
業界では「サイト設計書」であったり、「サイト構築ガイドライン」であったり、いろいろ呼び名はあるようです。
サイト企画概要書とは、サイトのコンセプト、目的(到達点)、ビジュアルイメージ、運用方法 などサイトの在り方、方向を記述したものです。
コンテンツ制作は、このサイト企画概要書の方向で制作してゆくわけです。
ホームページの運用に入ってからも、このドキュメントにそって制作することで、当初の到達点から違った方向に いってしまうことを防げます。
サイトの制作時、この書類を作成されることをお薦めします。
一人で制作される方も、一度文章にすることで、サイトの全体像を俯瞰することができ、問題点も見えてきたりします。

「サイト企画概要書」に記述する内容は?

記述内容ですが、特に決まった書式があるわけでもなく、サイトの制作ガイドラインとなるようなことは もれなく記述してもOKだと思います。
以下、参考にいくつかピックアップしました。

【サイト企画概要書に記述するべき項目】

【各記述項目のポイント】

1. サイト企画意図(コンセプト)
そのサイトの制作意図、目的、ターゲットなどを完結にまとめて文章にします。
これといった定義はありませんが、読めばサイトの制作主旨、意図がよくわかるような文言が望ましいです。
例えば、企業のミッションステートメント(その存在、行為を簡潔に説明した声明)のようなものでもいいと思っています。
ちょっと、話がそれますが、

スターバックスのミッションステートメントは、
「人々の心を豊かで活力のあるものにするために 一人のお客様、一杯のコーヒー、そして一つのコミュニティから。」

googleの「ミッションステートメント」は、
「Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセス出来て使えるようにすることです。」

ということです。 要するに、サイトの方向を明確にするということでしょうか。
2. サイト企画概要
企画概要は、コンセプトに基づき、さらに踏み込んで、具体的な説明をしたものと考えてます。
コンセプトに基づき、どのようなコンテンツで、どのような効果を期待するか。
また、会社のサイトであれば、会社のコンセプトに基づき、どのようなコンテンツを配置するのか。
製品の紹介、営業品目、IR情報などはどういった扱いにするのかなどなど。
特殊なサイトであれば、その特殊な内容を記述すべきです。
3. 想定しているビジター(想定ターゲット)
ホームージを作るということは、特定のビジターのイメージがあるはずです。
会社サイトであれば、株主、取引先、リクルートの為の学生、など。
通販サイトであれば、販売する商品を使うユーザ層など。
ビジターを想定することで、UI、ビジュアルデザインなど制作のヒントとなります。
4. ビジュアルイメージ
サイト企画概要書は、サイトのビジュアルデザイン、仕様が決まった時点で、 「さあ、制作にかかるぞー」というタイミングで作成するものなので、ビジュアルイメージは決まっているはずです。
サイトを運用開始して時間が経過しても、コンテンツの追加、修正する際は、この指針を参考にデザインの制作をします。
5. ユーザーインターフェイスについて
サイトの導線をどのようにするのか、出来れば記述しておきたいです。
通常、グローバルナビと呼ぶボタンをトップ画面に配置し、コンテンツの主要な導線分岐と しますが、最近では、ランディングページ風のサイトも多かったり、モバイルファーストを意識した サイトなどでは、ボタンというより、読み物サマリー風のカラム全体がリンクであったり、 特に決まったものはないので、さまざまなUIが考えられます。
ここでも、UIのポリシーを記述しておけば、後々、サイトの雰囲気が違ったものにならないように する指針となります。
6. コンテンツの内容
作成するコンテンツで、その時点で分かっているものと今後予定しているものも含め、 できるだけ詳細記述します。
サイト企画概要書のベータ版が出来た後、多分次はサイトマップ(案)などを制作することに なると思われますが、そのための参考資料となるでしょう。
7. 採用するCMSあるいはシステムの概要
今はhtml単体でサイトを制作することがほとんどありません。
なにがしかのCMSを使うことが多いでしょう。
もっとも多い選択肢が、 WordPressです。 他には、契約プロバイダが提供するCMSであったり、制作会社が提供する独自のCMSであったり、 さまざまなCMSがあります。
CMSの記述とともに、複数のメンバーが関与する場合は、別書類として「制作ガイドライン」を作り、 書類名(ファイル名)を記載して、その扱いを取り決めておくことをお薦めします。
8. オーダーメイドのシステムある場合その概要
サイトに特殊なシステムをオーダーメイドで作成する場合など、その詳細も記述した方が良いでしょう。
9. 将来修正予定、懸案事項
サイトが一定期間、段階を経て、拡大、あるいは変化して行くことをスケジュールとして 予定しているのであれば、その内容も記述しておきたいです。
10. 保守・運用
サイトをオープンして、運用段階にはいってからの体制、サイトの保守の範囲の分担の取り決めなど、 そのサイトごとの取り決めがあるならば、記述しましょう。

以上、いままで弊社なりに専門書なども参考に作成してきたものです。 もし、もっと良い案があれば教えていただければ嬉しいです。 サイト企画概要書をしっかり作成して、よりよいサイト運営をめざして下さい。

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